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スティングレイIII


スティングレイIII

 レベル・モノグラムというメーカーの1/25サイズのキットです。初めて作る外国のキットとなりました。実車の「スティングレイIII」のことは良く分かりません(^^;。

 このキットはお店で見掛けた時から気になっていて、ずいぶん後になってから購入しました。残っていて良かった(^^;。

 パーツの合いが悪い部分もあったけど、擦り合わせをすると問題なく組み上がります。基本的な工作技術があればサクサクと作ることができます。パーツの分割は日本の模型がどこか2次元的なのに対して、車の仕組みに準じた立体的な分割。面白いです。そのせいか、最初から最後まで楽しく作ることができました。



 今回の課題は「キャンディ塗装」がメインの課題となりました。これは同時に「エアブラシ塗装に初挑戦」する事を意味します。また「初の外国キットなので上手く作れるかどうか」や「スプレー塗装するパーツを増やす」ことも課題としました。

 エアブラシの道具を持っていなかったので、Mr.HOBBYの「プロスプレーMk-2」を購入。安物です(^^;。これで練習がてらボディにシルバーを塗装。その上から赤2:青1:クリア3のクリアラベンダー(赤紫のクリア)を作って吹き付けました。慣れないのと、空気圧の不安定なエア缶の為か、かなり色ムラがありますが、ある程度、同じような濃さに塗装出来た時点で良しとしました。初挑戦ならこんなものでしょう(^^;。

 ボディ以外のパーツは、色の名称が日本とは違う呼び方をしているので良く分からなかったのでパッケージの写真を参考にして近い色を探して塗装しました。

 また、以前はボディ以外は筆塗りがメインだったのですが、今回は、例えばエンジンなどは基本色となるシルバーを缶スプレーで塗装して、塗り分け部分を筆塗りで塗装しました。マスキングが上手になれば全部吹き付け塗装にできるのですが、当分このパターンで塗装することになると思います。

 室内やシートはパッケージを参考に「インシグニアホワイト」で塗装。これが思っていた通りの色で嬉しい。でもこの色に当たるまで、ライトグレー系のスプレーを何本も買ってしまいました。色は難しいですね。



動力関連パーツ1 動力関連パーツ2

 エンジンとシャフト。これらがシャーシとは別パーツになっているので、FRとは何か…を容易に知ることができます。私にとっては初めて見るパーツ構成です。たったこれだけのことですが、「クルマを作っている」という感覚が味わえました。形状や細かいディテールよりも「リアリティがある」ってこういう事なんじゃないかなぁ…と思います。タミヤの「エンツォ フェラーリ」が実車に即したパーツ構成で絶賛されていましたけど、もっともっとこう言った「実車がどんな風になっているか」を立体的に知ることのできるキットが増えて欲しいと思います。それが立体的なプラモの利点であり、写真や絵などの平面的なものとは違う点だと思いますので。


作成:2003-07-20