カウンタック 25thアニバーサリー

ランボルギーニ社25周年記念のカウンタック。カウンタックの中でもあまり人気が無い様ですが、私は好きな車です。プラモに出戻りするきっかけになった「世界の名車」なる本に載っていたのが、イエローの25thアニバーサリーだからです。この車の写真を見たことが全ての始まりでした。
ずいぶん前に買ったキットですが、紆余曲折ありました。タミヤのカウンタックが上手く作成できたので、気分を良くして「カウンタックのバリエーションを揃えたい。まずはプラモ道のマイルストーン、25thアニバーサリーだ」と勢い込んで買ってきたものの、そこはフジミクオリティ、パーツはポキポキ折れるし、エアロパーツはどうやって本体に取りつけたらいいのかすら分からない形状をしていました(汗)。
初めてのフジミ製カウンタックでしたので、ドアを開閉可能にしたかったので頑張ったのですが、合いが悪くてちゃんと閉まらない。箱絵をよくよく見たらフジミの完成見本もちゃんと閉っていませんでした(苦笑)。磁石を埋め込むアイデアを出して試してみたりもしましたが、今の私の技術では無理と判断。ドアをしっかりと接着して作成を進めました。
作成を進めていくうちに「プラモ道の原点。私にとっての大事なクルマ」から「とにかく完成まで漕ぎ着けられたらオッケー」に変わっていきました。最終的には「クルマの形をしていたらオッケー」にまで下がってしまいました。そこまで目標を下げても完成するまで大変なキットでした(汗)。
フジミらしくウィンドウのクリアパーツの合いがイマイチで、とてもアップで見せられる出来では無いのですが、とにかく形になって良かったです。製作開始から何年もかかってしまい、正直しんどかったのですが、終わって良かった。アオシマからカウンタックの新作キットが発売されましたので、もう二度とフジミのカウンタックを作ることはないと思います。もしアオシマから25thが発売されたら、リベンジしたいと思っています。アオシマさん、期待していますよ。
作成:2011-01-27