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VF-1A バトロイド


VF-1Aバトロイド_1

 ようやく完成しました。手を付けてから放置期間含めて5年ほどかかって完成。ホント長かった(^^;。

 2016年5月のホビーショーの合同展示会で作品として展示したかったのですが、その時には完成せず、取り敢えず展示出来るように塗装しっぱなし、デカール貼りっぱなし、一部の部品を取り付けないまま何とかロボの形にして展示してしまいました。それから家に持ち帰り、7月にようやくクリアコーテングや仕上げをして完成。

 プラモに出戻りしてから、ハセガワのキットは4つめ、マクロスものでは3作目、ロボもので初めてのキットです。噂には聞いていたのですが、かなりの難物でした。ハセガワ特有の超絶細かいスジ彫りが素晴らしいのですが、逆に合わせ目処理の時が大変で大変で。



バトロイド胸部装甲

「A型」の一般機カラーにすると決めた時とから分かっていたのですが、胸部装甲のこの赤と白のパーツの段差を消して、スジ彫りを彫り直すのが一番大変でした。プラスチックの硬さが違うし、どんなに合わせようとしてもスジ彫りがズレるんです。このラインで塗り分けをする「S型」や「J型」なら目立たないのですが「A型」を作ろうとすると、最大の難関になります。この部分はパーツ請求も合わせて3キット分を使ってようやく処理できました。



VF-1Aバトロイド_2

 頑張った甲斐あって、この部分は上手くいきました。うん。自分でもよく頑張ったな…と思います(笑)。

 普段はカーモデルばっかり作っていたので、ロボものは慣れてなくて、そのパーツの多さには難儀しました。あとハセガワ特有の「何でも半分に割るパーツ分割」やガンプラを意識したけど経験値が足りなくてパーツの強度が足りない部分があったりして苦労しました。特にエンジンナセル部分は、クリアパーツをはめる時に割れたり、最後に足首のパーツを取り付ける時に割れたりして大変。それから足の根元のパーツも構造が複雑で強度も足りなくて難儀しました。

 もし、これから同じキットを作るとしたら、必ずキットは2箱買って、いつでも部品取り出来るようにした方がいいです。あと失敗しても根気よく納得行くまでやり直しすることかなぁ…。そのまま組んでもパチっとキレイに決まるキットではないので、細々とした修正は必要です。だから仮組みはとっても大事。

 合せ目消しでスジ彫りは消えるので、複雑な形状以外はさっさと諦めて、最初からスジ彫りは全部彫り直す決心をしてから取り掛かるといいと思います。ハセガワのキットはスジ彫りにスミ入れが決まると、めっちゃ格好良くなりますので。

 このキットではたくさんたくさん失敗をしました。まだ納得行かない気持ちもありますが、とても良い経験をさせてもらったので、次のキットを作る時にこの経験を活かしていきたいと思います。


作成:2016-07-10