私の好きな人(憧れの対象)が
もしかしたら、実は
私のことを悪く言っていたり
私の知らない嫌なところがあったとする。
今までならそういう話を人から聞くと
「そんな人だったのかな…?」と
変に気をもんでいたのだけど
「でも、私ってあの人のこと、『好き』じゃなかったっけ?
だから、友達になりたいって思ったんじゃ?」
と、気が付いた。
その人に対して抱いた「負」のイメージも
全部ひっくるめた上で「好き」と言うことばを
吐かなければならなかったのだ。
今までの「好き」と言うのは「やさしい」「かっこいい」など
自分の中の限定されたイメージにとどまっている場合のみ
使っていたのだった。
ほら、よく後で「そんな人だとは思いませんでした」とか。
それは、勝手にそんな人だと思っていた方が悪いよね(笑)
でも、これからは「好き」と言う言葉を使う相手には
その人の嫌な部分も、全部「その人」として受け止めて、
きちんとお付き合い出来ることを前提として
「好き」って言いたい。
だって、好きなんだもんな。
その人が存在するだけで有り難いんだ、僕は。
毒をくらわば皿まで!…ってのは、ちょっと違うけど
好きなんだったらその人の毒も食べちゃおうって思ったのでした。うん。
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