F-16CJ

ハセガワの1/72「F-16CJ(BLOCK 50)」です。現用ジェット機を作っての初めての完成作品です。
ただ見ての通り、機首のピトー管がありません(^^;。作成途中でポキポキ折れてしまい、どうしようもなくなったので、パテで先端を整えて無しで作成しました。

F-16は昔から好きな戦闘機で、軽量で運動性能が良い所がお気に入り。あと文句なしにカッコイイ!
でも、自分には作る技術がない、完成させられない…と避けてきました。以前作ったVF-1Aで飛行機キットデビューしたので、思い切って好きな機体を作ることにしました。
F-16のキットは色々バリエーションがありますが、比較的迷彩の塗り分けが簡単なのがこのキットを選んだポイントです。あと尾翼のタイガーミートがなんかカッコイイので(´ー`)。

それから翼下にたくさん下げているのもポイント高い。作るの大変でしたけど、やっぱり装備品が多いほうがカッコイイのです。
作り始めてから、例に漏れず放置期間があったりして、デカールがダメになったりしたり、色々ありましたが、やっぱり好きな機体を作るのは楽しいなぁ…と再認識しました(´ー`)。
作成:2012-05-18
インテグラ タイプR

フジミの「インテグラ タイプR」です。個人的にはインテグラよりもシビックの方が好みなんですが、街で見掛ける度に、あの個性的なライトの形が気になったり、スタイルもいいなぁ…と思うようになってきました。ナムコの「R: RACING EVOLUTION」に登場したりして、いつの間にかお気に入りのクルマのうちの1つになりました。
それでキットを探してみたけど、またフジミしか無い状態。事前にネットで写真を見てみると、なんか微妙に違う感じ。これ、地雷だよなぁ…と思いながら迷うこと数ヵ月。1/43のミニカーとどっちにしようか散々迷った挙げ句、結局フジミのキットを買うことに決定。だって買ってきた完成品だと眺めて終わりだし、やっぱり「作る人」でありたい…と思ってしまうんですよ。
買ってきて、仮組みをして、しげしげと眺めると…やっぱり何か違う感じ。各種写真と見比べてみると、どうもフロントが似ていない。顔付きが微妙に違うのです。フロントバンパーからライト、ボンネットにかけてのラインが違う。なんかべったりしていて、実車のいい感じのラインが出ていないのです(-_-;)。またフジミクオリティ炸裂でした。
それで細かいことは気にしない方向で、さっくり作ることにしました。フジミのキットですから、やっぱり完成させることが目標になります。それと今回はボディカラーのメタリックブルーをエアブラシで塗装すること…が課題になりました。
さっくり作るので、今回はサーフェイサーを省略してみました。パーツの形成色は白一色でしたので軽くペーパーをかけて、そのままメタリックブルーを吹き付け。塗膜が薄くなって、いい感じに平滑な塗装が出来ました。ペーパーがけも楽でした。やっぱり下地ってすごく大切だと改めて認識しました。
ボディの塗装はいい感じに出来たのですが、仕上げるまでが大変でした。ライト周りの細かい塗りわけとか色々と面倒な作業があったりして、結構時間がかかってしまいました。説明書の塗り分け指示はめっちゃいい加減なので、ネットで写真を集めて、それを見ながら塗装したり…。なので、どこか間違っているところがあるかも知れません。
あとデカールで苦労しました。エンブレムとか小さなものしかないので問題ない…と思っていたのですが、さすがフジミクオリティ、抜かりがないです。タイプRの特徴である「赤のHマーク」のデカールが割れる…剥がれる…で、せっかく完成まで持ち込んだのに、台無しになってしまいました。デカールを注文しようかと思ったのですが、サイズが合っていないし、たぶん、また割れたり剥がれたりするだろうから、思いきって手書きで行くことにしました。なのであんまり写真を細かく見られると辛いところであります(汗)。
そんなこんなで何とか完成。さっさと終わらせて次のキットに行きたいな…と思いつつ、クルマ好きの人に写真を見てもらったら、ホイールが15インチっぽい…という指摘を頂きました。

上の写真がキット純正のホイール。タイプRは17インチが標準ですので、どうもこのキットの元となったノーマルが15インチホイールだった可能性があります。ノーマルのDC5型にバケットシートのパーツを付けて、デカールの色を変えただけ…のなんちゃってキットを出してきたようですね。やっぱりフジミクオリティにやられてしまいました(-_-;)。
急遽、オプションの別売のホイールを買ってきて装着しました(トップの1枚目の写真)。あんまりいい形のホイールが無かったのですが、付けてみるとサイズ感がいい感じで、ずいぶん印象が変わりました。よく走る「タイプR」って感じです。
最後の最後まで、すんなり完成させてくれないフジミのキットですが、何とか完成して良かったです。次は地雷の無いキットを作りたいと思っています。
作成:2011-01-28 更新:2023-02-24
頭文字D

今更感もありますが「頭文字D」より高橋兄弟のFDとFC(RX-7)です。アニメが始まってブームになった頃、私もハマってキットが欲しくなりました。そこでフジミのFD「高橋 啓介バージョン」とFC「高橋涼介バージョン」を購入しました。
ところが家に帰って箱を開けて、眺めてみると「何か違う」。何だろう…と思いながらも仮組みをしてみて分かりました。両方ともフロントのエアロの形状が違う。リアのウィングの形状が違う。…致命的な違いを抱えていたのです。
「高橋啓介バージョン」「高橋涼介バージョン」と言っている以上、一番重要なのは、ノーマルのFDとFCとの違い。内装ではステアリングが違うとかあるのですけど、一番目立つ外見上の違いは、フロントのエアロパーツとリアのウィング。そして特徴的なステッカーです。ステッカーはちゃんとしたのが入っていましたが、基本の基本、エアロパーツの形状が違いました。これでは「高橋啓介バージョン」「高橋涼介バージョン」とは言えません。
よく調べなかった私が悪いのですが、フジミは自社にあるFCとFDをテキトーに、それっぽくしてデカールを付けただけの、なんちゃってキットを売っていたのです。さすがにガッカリきました。頭文字Dの作中に出てくるものと違うのなら、買わないよ…。正解なのはパッケージとデカールくらいです。さすがフジミクオリティ。今回も打ちのめされてしまいました(汗)。
捨てようか…と思ったのですが諦めきれなかったので、原作をよくよく見て、自分なりに考証してみた結果、FDはノーマルの初期型に特徴的なリアウィングを付ければオッケー。FCはフロントを改造して、リアウィングの形状を直せば少しでも近づけることが出来そうでした。そこで改造…という程では無いのですが、簡単なレベルの改造で頭文字Dに出てくるFC&FDを再現する…このテーマで作成を始めました。

FCのフロントはリップスポイラーのスリットが大きすぎる気がしたので、プラ板で一度ふたをして、小さめに開口しました。リアウィングは全然形が違うので自作してみたのですが、私の技術では上手く出来なかったので、付属のものにプラ板を貼って形を少し近づけてみました。あんまり似ていないけど、キットのままよりかはマシかな…と思います。
FDの方はタミヤのキットを買ってきて、リアウィングをプラ板で作りました。ホントはもっとスマートでカッコイイ形状なんでしょうけど、コミックスを見ながら「こんな感じかな…」と思える形状にしました。あの初期型のバカバカしいほど目立つウイングの感じは出たと思います。
作り始めた頃はこれで良かったのですが、今となってはフジミ以外に商品が出ていて、例えば京商のミニッツレーサー(RC)なんかが出来が良くて頭文字Dのクルマが欲しければ、そちらを買った方がいいと思います。一度スタートさせてしまったので、最後は意地になって形にしましたが、終わってみて何だか虚しいような、解放されて良かったような複雑な心境になりました(汗)。でも自分で手を動かして最後まで辿り着いたので、それはそれで良かったと思っています。
作成:2011-01-27
シルビア(S15)

日産のシルビア(S15)を作成。色は私の好きなメタリックブルー。実車とはずいぶん色味が違いますが好きな色なので良しとします。
このキットもフジミ製。前もってネットで調べていたので、似ていないことは知っていたのですが、買った当初はフジミのしか無くて…。フジミクオリティには散々な目に合っているので、かなり迷ったのですが、街でこのクルマを見掛ける度に「かっこいいなぁ…」と思って欲しくなって買ってしまいました。…今となってはアオシマが決定版のキットを出したので、捨てようかどうか迷ったのですが、好きなメタリックブルーに塗装したら愛着もわくかなぁ…と思って作成を始めました。
フジミのキットは取り敢えず完成に持ち込むことが目標になります。実車に近づけよう…とか思い始めると、とっても大変な作業に突入しますし、私の技術的には無理なので、そのまま作りました。一応フロントの車高を下げてありますが、効果が薄い上にリアの車高はそのままなのでバランスが悪いですね(汗)。
今回は特にテーマはなくて、サクっと作ることを目標にしていました。その割には時間がかかってしまいましたが…。出来上がってしげしげと眺めてみると、やっぱり似ていない気がします。全体にずんぐりむっくりしていて、街で見掛けた時の印象とずいぶん違います。もっとスマートでカッコイイんだけどなぁ…。フロントが一番似てない感じ。やっぱりフジミクオリティ炸裂ですね。
とにもかくにも、完成まで持っていくことが出来て良かったです。
作成:2011-01-27
カウンタック 25thアニバーサリー

ランボルギーニ社25周年記念のカウンタック。カウンタックの中でもあまり人気が無い様ですが、私は好きな車です。プラモに出戻りするきっかけになった「世界の名車」なる本に載っていたのが、イエローの25thアニバーサリーだからです。この車の写真を見たことが全ての始まりでした。
ずいぶん前に買ったキットですが、紆余曲折ありました。タミヤのカウンタックが上手く作成できたので、気分を良くして「カウンタックのバリエーションを揃えたい。まずはプラモ道のマイルストーン、25thアニバーサリーだ」と勢い込んで買ってきたものの、そこはフジミクオリティ、パーツはポキポキ折れるし、エアロパーツはどうやって本体に取りつけたらいいのかすら分からない形状をしていました(汗)。
初めてのフジミ製カウンタックでしたので、ドアを開閉可能にしたかったので頑張ったのですが、合いが悪くてちゃんと閉まらない。箱絵をよくよく見たらフジミの完成見本もちゃんと閉っていませんでした(苦笑)。磁石を埋め込むアイデアを出して試してみたりもしましたが、今の私の技術では無理と判断。ドアをしっかりと接着して作成を進めました。
作成を進めていくうちに「プラモ道の原点。私にとっての大事なクルマ」から「とにかく完成まで漕ぎ着けられたらオッケー」に変わっていきました。最終的には「クルマの形をしていたらオッケー」にまで下がってしまいました。そこまで目標を下げても完成するまで大変なキットでした(汗)。
フジミらしくウィンドウのクリアパーツの合いがイマイチで、とてもアップで見せられる出来では無いのですが、とにかく形になって良かったです。製作開始から何年もかかってしまい、正直しんどかったのですが、終わって良かった。アオシマからカウンタックの新作キットが発売されましたので、もう二度とフジミのカウンタックを作ることはないと思います。もしアオシマから25thが発売されたら、リベンジしたいと思っています。アオシマさん、期待していますよ。
作成:2011-01-27